一人暮らしで自炊をしていると、もう少し冷凍庫スペースの大きい冷蔵庫を買えばよかったと後悔することがよくあります。
しかしながら、ちょっとした工夫をすることで全然不自由なく生活することができています。
今回の記事では、冷凍庫スペースの小さい冷蔵庫で悩んでいる方のために、その対処法について説明していきます。
【一人暮らし】冷凍庫スペースが足りない時の対策
一人暮らしで冷凍庫のスペースに余裕がなくなった場合、次の3つの方法が考えられます。
小型冷凍庫の追加
もし余裕があれば、追加で冷凍庫を採用することもひとつの良い解決策です。自炊を頻繁に行う人や、多くの食品をストックしたい場合には思い切って取得してしまうのも手です。
食品の管理がしやすくなって毎日の食生活をもっと豊かにできると考えれば、小型の冷凍庫はとても有益なアイテムといえます。
ただし、スペースや経済的にも限りがある場合は厳しい選択肢ですよね。そのような時は、以下に示すように収納の見直しや食事準備の方法を変えるなど、別の対策を検討してみましょう。
冷凍保存食品を減らす
シンプルですが、冷凍保存食品の量を減らすような食生活をおくれば、冷凍庫は要らなくなります。
例えば、以下のような食生活です。
- 外食中心の生活をする。
- スーパーやコンビニでお弁当やお惣菜を買う。
- 常温保存食(缶詰・レトルト食品)を有効活用する。
収納方法の見直し
冷凍庫の収納方法を見直すと、意外と使っていない隙間があったり、無駄にスペースを取っていることに気づくことができます。
これまではただ食品を積み上げているだけだったのなら、百均に売っているような仕切りや容器などを有効に活用して収納を工夫してみてください。少しの工夫で、思わぬスペースを作り出せるはずです。
【一人暮らし】冷凍庫の収納アイデア
ここでは、冷凍庫内の収納方法についていくつかのアイデアをご紹介していきます。
ジップロックの活用
みじん切りの野菜やミートソースなどの液体を含む食品を冷凍する際、ジップロックを使うと便利です。袋の中の空気をしっかりと抜いてから平らにして冷凍庫に入れることで、スペースを効率的に使えます。
冷凍後は袋を立てて収納できるので、冷凍庫の隙間も活用できます。ジップロックなどの有名ブランドでなくても、百均のファスナー付き冷凍保存袋でもOK。
様々なサイズが売っているので、必要な量に合わせて選びましょう。特に一人暮らしでは、小さいサイズのもので十分な場合が多いので、SやMサイズを常備しておくと良いでしょう。
トレーや箱から小分けして保存
肉や魚はトレーのまま冷凍するとかさばるうえに早く鮮度が落ちてしまいます。食材を小分けして軽く塩を降ってラップで包み、ジップロックで保存すればスペースも節約しつつ長期保存が可能です。
また、棒アイスも外箱から出して個別に冷凍することでスペースを有効活用できます。ただし、アイスが他の食品に潰されないように、袋にまとめるなどの注意が必要です。
縦置き収納でスペースを最大化
食品を薄くして縦に収納することで、冷凍庫のスペースを最大限に活用できます。この方法だと、何が入っているか一目でわかり、取り出しやすいです。
ただ、縦に立てておくだけでは、取り出す時に他の物が倒れてしまうことがあります。そのため、仕切り付きのスタンドやキッチン用の収納ボックスを使うと、物が安定して欲しいものだけをサッと取り出せます。
サイズに合った収納ボックスを選ぶことで、冷凍庫内がスッキリと整理できて無駄なスペースも減らせるのでオススメです。
タッパーの有効活用
冷凍する野菜やお弁当用の食品をタッパーに入れ替えて保存すると、冷凍庫のスペース節約になります。元の包装よりもタッパーを使用する方が、不必要な空間を減らして収納効率を上げることができるわけです。
タッパーは冷凍保存だけでなく、そのままお弁当箱としても使えるなど非常に便利なアイテム。複数のサイズを揃えておくことで、様々な用途に柔軟に対応することができます。
その他、冷蔵庫に付着する霜も意外にスペースを圧迫しますので、定期的にドライヤーなどを使って除去していくのも有効です。
また、氷を使わない時期は製氷皿は外してしまいましょう。
さいごに
さいごに私自身の話をすると、一人暮らしを始める時に130L(冷凍庫29L、冷蔵庫101L)の冷蔵庫を採用しました。自炊中心の生活を送っている私にとっては容量が若干不足気味。
しかし、今回ご紹介したような地道な収納の見直しをしたり、買い物の頻度を多少多めにして保存する頻度を減らすなどして、何とか乗り切っています。
もし自炊を考えている方なら、一人暮らしであっても150L以上(冷凍庫50L以上)で検討された方がよいかもしれません。
また、レンタルや中古品でも十分に活用できますので、選択肢として考えてみてはいかがでしょうか。