iPadでアカウントが切り替えられない時の原因と対処法

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iPadでアカウントが切り替えられない時の原因と対処法 ガジェット

「iPadのアカウントを変更したいのに、どうもうまくいかない…」そんな経験はありませんか?

家族とiPadを共有したいときや、仕事用とプライベート用でApple IDを使い分けたいときに、スムーズに切り替えられないと不便に感じますよね。

実はiPadには、アカウントの切り替えにいくつかの制限があるのです。

この記事では、なぜ簡単に切り替えができないのか、そしてどうすればスムーズに操作できるのかを、わかりやすくご紹介します。

  1. iPadでアカウントが切り替えられない理由とは?
    1. iPadはアカウントの切り替えに制限がある設計
      1. 原則として1人用の設計
    2. Apple IDを変更する方法
    3. スクリーンタイムやアクセスガイドの要因
      1. ペアレンタルコントロール設定を確認する方法
    4. アクセスガイドがオンによる影響
      1. アクセスガイドの設定を確認・解除する方法
    5. ファミリー共有やiCloudの設定による影響
      1. ファミリー共有による影響
    6. iCloud設定の確認
      1. 「iPadを探す」をオフにする手順
  2. Apple IDを切り替えるためのポイント
    1. Apple IDを手動で切り替える操作手順(最新iOS対応)
      1. なぜバックアップが必要なのか?
      2. iCloudで簡単にバックアップを取る方法
    2. Apple IDを切り替えるための操作手順
      1. Apple IDを変更する基本の流れ
    3. 「アクセスガイド」&「スクリーンタイム」解除の手順
      1. アクセスガイドを解除する方法
      2. アクセスガイド機能を無効にする
    4. スクリーンタイムのパスコードを忘れたときの対処法
      1. パスコードがわかっている場合の解除方法
      2. パスコードを忘れてしまったときは?
    5. アカウントを切り替えずに使い分ける
      1. ホーム画面を整理する
    6. iPadで疑似ゲストモード”をつくる方法
    7. ゲスト用に使えるシンプルな3つの設定
      1. 1. アクセスガイドで使用アプリを限定
      2. 2. スクリーンタイムでアプリの表示をしぼる
      3. 3. ホーム画面を目的別に整理しておく

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iPadでアカウントが切り替えられない理由とは?

iPadを使いこなす

「家族で一緒に使いたいのにIDが変えられない」「目的別に使い分けたいのに設定が難しい」
こうした悩みは少なくありません。

ここでは、iPadでアカウントを切り替える際に直面しがちな問題について解説します。

iPadはアカウントの切り替えに制限がある設計

iPadは、基本的に「1人が1台を使う」という前提で作られているため、パソコンのように気軽にログアウトして別のアカウントにログインする…という使い方には向いていません。

とくにApple IDに関しては、事前に知っておきたい制約があります。

原則として1人用の設計

一般的なiPadには、Windowsのように「ユーザーを切り替える機能(マルチユーザー機能)」は搭載されていません(※一部の教育機関向けモデルは例外です)。

そのため、家族で1台のiPadを使いたい場合でも、ワンタッチでアカウントを切り替えるような便利な仕組みは用意されていないのが現状です。

Apple IDを一度ログアウトし、別のIDで再度サインインすることはできますが、これは“切り替え”というより“設定をし直す”作業に近く、いくつかの操作が必要になります。

Apple IDを変更する方法

iPadで別のApple IDを使いたい場合、現在ログインしているIDから一度サインアウトする必要があります。

部分的に設定を変えることはできず、iCloudやApp StoreなどAppleの主要なサービスすべてに関わるため、正しい手順で進めることが大切です。

サインアウトからサインインまでの流れは次のとおりです。

1. 「設定」アプリを開く
2. 一番上に表示されている自分の名前(Apple ID)をタップ
3. 一番下までスクロールして「サインアウト」を選択
4. パスワードを入力し、iCloudなどから完全にログアウト
5. その後、新しく使いたいApple IDでサインインする

この途中で操作を中断したり、「iPadを探す(アクティベーションロック)」がオンのままだと、うまく切り替えができないことがあるので注意が必要です。

また、Apple IDを変更すると、写真・メッセージ・メモなど、iCloudと同期していたデータが一時的に見られなくなる場合があります。

そのため、事前にiCloudやPCを使ってバックアップを取っておくと安心です。

スクリーンタイムやアクセスガイドの要因

Apple IDの切り替えがうまくいかないとき、意外な落とし穴になっているのが「スクリーンタイム」や「アクセスガイド」といった制限機能です。

これらは、子どもの使いすぎを防いだり、特定の操作を制限したりする便利な機能ですが、オンになったままだと、Apple IDのサインアウトすらできないことがあります。

ファミリー共有を使っている場合は、この制限が自動的に設定されていることもあるので注意が必要です。

ペアレンタルコントロール設定を確認する方法

スクリーンタイムの設定では、「アカウントの変更」を制限できるようになっており、これが原因でサインアウトができなくなっているケースもあります。

設定の確認方法は以下の通りです:

1. 「設定」アプリを開く
2. 「スクリーンタイム」を選択
3. 「コンテンツとプライバシーの制限」をタップ
4. 「アカウントの変更」が「許可」になっているかをチェック

もし「許可しない」に設定されていた場合、「サインアウト」ボタンがグレーになってタップできなくなることがあります。

この制限を解除するには、スクリーンタイム用に設定されたパスコードが必要です。
もしパスコードを忘れてしまった場合は、Appleのサポートを利用してリセットすることも検討しましょう。

アクセスガイドがオンによる影響

「アクセスガイド」という機能をご存じでしょうか?

これは、特定のアプリだけを使えるように操作を制限できる機能で、教育現場や医療機関などでもよく使われています。

とても便利な機能ではありますが、オンにしたままだとiPadの操作自体が大きく制限されてしまい、設定画面を開くこともできなくなってしまうのです。もちろん、Apple IDの切り替えもできません。

アクセスガイドの設定を確認・解除する方法

まずはこの機能がオンになっていないか、以下の手順でチェックしてみましょう。

1. 「設定」アプリを開く
2. 「アクセシビリティ」を選ぶ
3. 「アクセスガイド」をタップし、スイッチをオフにする

もしアクセスガイドがすでに起動している場合は、ホームボタン(またはサイドボタン)を3回連続で押して、パスコードを入力すると解除できます。

この機能は、知らないうちにオンになっていることもあるため、「設定画面が開かない」「何も操作できない」と感じたときは、まずアクセスガイドの状態を確認してみるのがおすすめです。

ファミリー共有やiCloudの設定による影響

iPadでApple IDの切り替えがうまくいかないとき、実は「ファミリー共有」や「iCloud」の設定が関係していることもあります。

特にお子さん用のアカウントを保護者が管理しているケースや、家族でアプリや購入履歴を共有している場合には、意図しない制限がかかっていることがあるのです。

ファミリー共有による影響

ファミリー共有は、家族でAppleのサービスやアプリを一緒に使える便利な機能です。

この仕組みでは、管理者(ファミリーオーガナイザー)が他の家族のApple IDを作成・管理できるようになっており、お子さんの利用を見守る目的でも活用されています。

ただし、次のような制限が設定されていると、自由にApple IDを切り替えることができなくなります。

・Apple IDのサインアウトができない
・アカウントの変更には保護者の許可が必要
・スクリーンタイムなどの制限が優先される

このような状態では、「設定を開いてもサインアウトボタンが反応しない」「パスワードを入れても変更できない」といったトラブルが発生することがあります。

もし心当たりがある場合は、ファミリー共有の設定を一度見直してみましょう。必要があれば、保護者の方と相談して設定を変更してもらうことも検討してみてくださいね。

iCloud設定の確認

iPadで別のApple IDを使いたいとき、意外と見落としがちなのが「iCloudとの連携」です。

特に注意したいのが、「iPadを探す」というセキュリティ機能。この機能がオンになっていると、Apple IDをサインアウトすることができなくなってしまいます。

この仕組みは「アクティベーションロック」と呼ばれ、本来は盗難や不正利用を防ぐためのもの。

ただし、正規の持ち主であっても解除を忘れていると、新しいApple IDに切り替えることができなくなるので注意が必要です。

「iPadを探す」をオフにする手順

以下の手順で事前にオフにしておくと安心です。

1. 「設定」アプリを開く
2. 一番上に表示されている自分の名前(Apple ID)をタップ
3. 「探す」を選び、「iPadを探す」をタップしてオフに切り替える
4. パスワードを求められたら、Apple IDのパスワードを入力して無効化する

この設定がオフになっていないと、サインアウトそのものができず、「なぜか切り替えられない…」という状況になってしまいます。アカウントを変更する前には、必ず確認しておきましょう。

Apple IDを切り替えるためのポイント

iPadのロック解除

「Apple IDの切り替えってなんだかややこしそう…」と思っている方も、ちょっとした準備と正しい手順を知っておくだけで、ぐんと簡単になります。

ここでは、切り替え作業を失敗なく進めるためのポイントや、最新のiOSに対応した操作方法をご紹介します。

Apple IDを手動で切り替える操作手順(最新iOS対応)

iPadでは、Apple IDの切り替えは基本的に手動で行います。
そして、その前にぜひやっておきたいのが「データのバックアップ」です。

というのも、サインアウトをすると、それまでiCloudに保存されていた情報が、iPad上から一時的に見えなくなってしまうことがあるからです。

なぜバックアップが必要なのか?

Apple IDを変更すると、以下のような大切なデータが一時的に影響を受ける可能性があります:

* 写真(iCloudフォトライブラリ)
* メモ・カレンダー・リマインダー
* iCloud Driveに保存したファイル
* Safariのブックマーク
* メッセージ(iMessage)の履歴

大切な情報を失わないためにも、あらかじめバックアップを取っておくことをおすすめします。

iCloudで簡単にバックアップを取る方法

はじめての方でも安心してできる、iCloudを使ったバックアップ手順をご紹介します。

1. 「設定」アプリを開く
2. 自分の名前(Apple ID)をタップし、「iCloud」を選択
3. 「iCloudバックアップ」を開く
4. 「今すぐバックアップを作成」をタップ

この作業をしておけば、アカウントを切り替えた後でも必要なデータをしっかり復元できるので、安心して操作が進められます。

Apple IDを切り替えるための操作手順

必要な準備ができたら、いよいよApple IDの切り替えを行いましょう。
一見すると手間がかかりそうに思えるかもしれませんが、順を追って進めれば難しくありません。

Apple IDを変更する基本の流れ

1. 「設定」アプリを開く
2. 画面の一番上に表示されている自分の名前をタップ
3. 下にスクロールして「サインアウト」を選択
4. パスワードを入力(※「iPadを探す」がオンの場合は、このタイミングでオフに)
5. iCloudやApp StoreのデータがiPadからいったん削除される
6. 「設定」画面に戻り、新しいApple IDでサインインする

新しいIDでサインインすると、iCloudのデータやアプリの購入履歴も、そのアカウントに合わせて切り替わります。

ただし、以前のApple IDでダウンロードしたアプリは、アップデート時にパスワードの入力を求められる場合もあるので、しばらくは前のアカウント情報も控えておくと安心です。

「アクセスガイド」&「スクリーンタイム」解除の手順

Apple IDを切り替えようとしても、「設定が開けない」「サインアウトできない」といったトラブルが起きることがあります。

そんなときは、「アクセスガイド」や「スクリーンタイム」が有効になっていることが多いです。

ここでは、それぞれの機能をオフにする方法をご紹介します。

アクセスガイドを解除する方法

アクセスガイドがオンになっていると、特定のアプリ以外の操作ができなくなり、設定アプリすら開けない状態になります。

Apple IDの切り替えもブロックされてしまうので、まずは一時的にこの機能をオフにしましょう。

【解除の手順】

1. ホームボタン、またはサイドボタンを素早く3回押す
2. パスコード入力画面が出たら、アクセスガイド用のパスコードを入力
3. 画面下の「終了」をタップ

これでアクセスガイドが一時的に解除されます。

アクセスガイド機能を無効にする

知らないうちにアクセスガイドがオンになっていた…というケースも珍しくありません。
もし使う予定がないなら、設定そのものをオフにしておくのがおすすめです。

【アクセスガイドを無効にする手順】

1. 「設定」アプリを開く
2. 「アクセシビリティ」を選ぶ
3. 「アクセスガイド」をタップし、スイッチをオフにする
4. 必要に応じてパスコードも解除または変更しておく

アクセスガイドは便利な一方で、オンになっているとiPadの動作に違和感を覚えることも。
Apple IDの切り替えがうまくいかないときは、まずここを確認してみてくださいね。

スクリーンタイムのパスコードを忘れたときの対処法

スクリーンタイムは、お子さんの使いすぎを防いだり、アプリの操作を制限したりできる便利な機能です。

ですが、この設定がオンのままだと、Apple IDの切り替えやアプリの削除などが制限されてしまうこともあるため注意が必要です。

パスコードがわかっている場合の解除方法

スクリーンタイムのパスコードが手元にわかっている場合は、以下の手順で簡単にオフにできます。

1. 「設定」アプリを開く
2. 「スクリーンタイム」を選ぶ
3. 「スクリーンタイム・パスコードを変更」または「スクリーンタイムをオフにする」をタップ
4. パスコードを入力して解除完了

パスコードを忘れてしまったときは?

もしパスコードを思い出せない場合でも、焦らなくて大丈夫です。
スクリーンタイムには再設定の機能があるので、次の手順でリセットを試してみましょう。

1. スクリーンタイムの設定画面を開く
2. 「パスコードを忘れた場合」をタップ
3. Apple IDとそのパスワードを入力する

これでパスコードの再設定が可能になります。
それでもうまくいかない場合は、Appleのサポートへ相談するか、最終手段としてiPadの初期化を検討する必要があるかもしれません。

アカウントを切り替えずに使い分ける

Apple IDの切り替えが面倒に感じるなら、アカウントを変えるのではなく、「使い方を分ける」という方法もあります。

この工夫をすれば、1台のiPadを家族で共有したり、仕事とプライベートをすっきり分けて使うことができますよ。

ホーム画面を整理する

たとえば、以下のようにホーム画面を整理しておくと、用途に合わせた使い分けがしやすくなります。

  • お子さん用に使う場合:学習アプリやYouTube Kidsだけを表示し、Safariなどはあらかじめ制限
  • 仕事用として使うとき:Slackやカレンダーなどの業務系アプリを1ページ目にまとめる
  • プライベートで楽しむとき:SNSや動画アプリを別のページに並べておく

さらに、スクリーンタイムの設定を活用すれば、曜日や時間帯ごとに使えるアプリを分けることも可能です。

これにより、アカウントを切り替えなくても「使い分けている」感覚が得られて、とても便利ですよ。

iPadで疑似ゲストモード”をつくる方法

iPadには、パソコンのような正式な「ゲストモード」は用意されていませんが、ちょっとした設定の工夫で、他の人に一時的に貸すときにも安心して使える“擬似ゲストモード”をつくることができます。

誰かにiPadを使ってもらうとき、「自分の写真やアプリは見せたくない…」というときに適した方法ですね。

ゲスト用に使えるシンプルな3つの設定

1. アクセスガイドで使用アプリを限定

アクセスガイド機能を使えば、「このアプリだけ使えるようにする」といった制限がかけられます。
たとえば「写真だけ見せたい」といった場合に便利です。

2. スクリーンタイムでアプリの表示をしぼる

スクリーンタイムを活用すると、「許可されたApp」だけを表示させることができます。
一時的に見せたくないアプリは非表示にしておけるので、プライバシーの保護にも役立ちます。

3. ホーム画面を目的別に整理しておく

ゲスト用に見せたいアプリだけを1ページ目にまとめて配置し、それ以外のアプリは2ページ目以降やフォルダに収納しておきましょう。

画面の見た目を工夫するだけでも、かなりの情報を隠すことができます。

このようにちょっとした設定をするだけで、iPadを他の人に貸す際にも安心感がぐんと高まります。「一時的に使わせたいけど、見られたくない情報がある」というときに、ぜひ試してみてくださいね。

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