内見のチェックポイント|持ち物3つと1日に回れる件数の目安

空室の部屋とメジャー 生活
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部屋探しで内見に行くとき、「何を持っていけばいい?」「どこを見ればいい?」「1日に何件まわれる?」と迷いますよね。
結論からお伝えします。
持ち物は「メジャー・スマホ・間取り図」の3つがあれば足ります。見るところは「広さ・音・水まわり・日当たり」。件数は1日3〜4件までが目安です。
建築の仕事で多くの建物を見てきた立場から言うと、内見でいちばん大事なのは「写真では分からないところ」を確かめることです。
この記事では、持ち物リストと、プロが見るチェックポイントを整理しました。

内見の持ち物

持ち物 何に使うか 大事さ
メジャー(5m程度) 家具・家電が入るか、窓の大きさ(カーテン)を測る 必須
スマホ 写真・動画、電波の確認、方位(コンパスアプリ)、メモ 必須
間取り図 測った寸法を書きこむ。複数件まわるときの見比べ用 必須
今使っている家具・家電のサイズのメモ 冷蔵庫・洗濯機・ベッド・ソファが入るか あると便利
筆記用具 間取り図に書きこむ あると便利
スリッパ 冬の空室は床が冷たい。用意されていない物件もある あると便利
小さなライト 収納の奥や、日が落ちた後の内見 あると便利
その場で申し込みたくなったときのために、本人確認書類や印鑑が要るかどうかは、事前に不動産会社に聞いておくと安心です。

内見のチェックポイント

内見で見るところ

1. 広さは「数字」ではなく「置けるか」で見る

間取り図の「6畳」は、壁の中心で測った広さです。実際に使える広さは、それより少し狭くなります。
畳と平米の関係は、こちらで詳しく整理しています。
→ 1畳は何平米?6畳・8畳・10畳の広さと江戸間・本間の違い
  • 冷蔵庫・洗濯機の置き場の幅と奥行き、扉の開く向き
  • ベッドを置いたあと、通れる幅が残るか
  • 窓の幅と高さ(カーテンの寸法)
  • 搬入経路:玄関ドア・廊下・階段の幅(大きな家具が入るか)

2. 音は「静かにして聞く」

写真で絶対に分からないのが音です。
  • 部屋の真ん中で1分ほど黙って、外や上の階の音を聞く
  • 窓を閉めた状態と開けた状態で、道路や線路の音を比べる
  • 隣の部屋との壁を軽くたたいて、響き方を確かめる(目安)
建物の構造によっても音の伝わり方は変わります。「RC造」「鉄骨造」などの構造は、物件情報で確認しておきましょう。

3. 水まわりは「におい」と「カビ」

  • キッチン・洗面・浴室の排水口のにおい
  • 浴室の天井やゴムパッキンの黒いカビ
  • 水を出してみて、水圧やお湯の出方を確かめる(許可をもらってから)
  • 洗濯機置き場が室内か屋外か

4. 日当たりと結露のあと

  • 窓の向きをスマホのコンパスで確かめる
  • 窓のまわりのサッシやゴム、壁紙の黒ずみやシミ(結露のあと)
  • 北側の部屋や押し入れの奥のカビのにおい
結露のあとがある部屋は、冬に同じことが起きやすい部屋です。
建築の現場では、窓まわりの黒ずみは「その部屋の冬の様子」を教えてくれる手がかりとして見ています。

5. 共用部分と、まわりの環境

  • ごみ置き場・郵便受け・駐輪場がきれいに保たれているか(管理の状態が分かる)
  • 携帯電話の電波が部屋の奥まで入るか
  • 駅やスーパーまで、実際に歩いてみた時間
駅からの距離の表示の見方は、こちらもどうぞ。
→ 徒歩10分は何メートル?答えは800m|徒歩15分は何キロかも

内見は1日に何件まわれる?

内見の1日の流れ

1件あたり、移動を含めて1時間前後かかると考えておくと計画が立てやすくなります。
内見ができるのはおおむね日中なので、無理なくまわれるのは1日3〜4件が目安です。
件数を増やしすぎると、どの部屋がどうだったか、記憶が混ざります。
そこで役に立つのが、次の2つです。
  1. 1件ごとに、玄関で物件名を写した写真を1枚撮ってから部屋の写真を撮る(あとで区切りが分かる)
  2. 1件ごとに、間取り図に〇×を書きこむ(広さ・音・水まわり・日当たり)

明るいうちに行くのがおすすめ

日当たりや、壁・床の汚れは、暗くなると見えなくなります。
本命の物件は、できれば昼間に。気になるなら、夜の周辺の様子(街灯・人通り)だけ別に見に行くのも手です。

まとめ|内見のチェックポイントと持ち物

明るい新しい部屋

  • 持ち物はメジャー・スマホ・間取り図の3つが必須
  • 広さは「置けるか」で測る。搬入経路も忘れずに
  • 音は1分黙って聞く。窓の開け閉めでも比べる
  • 水まわりはにおい・カビ・水圧
  • 窓まわりの黒ずみは結露のあと。冬の様子が分かる
  • 件数は1日3〜4件まで。1件ごとに記録を残す
  • 本命は明るいうちに見る
写真ではきれいに見える部屋も、実際に立つと印象が変わります。
メジャーと耳を使って、住んでからの「こんなはずじゃ」を減らしてください。