一人暮らしの洗濯物を干す時間帯は?洗濯時の注意ポイントも

一人暮らしの洗濯物を干す時間帯は? 生活

一人暮らしをしていると、洗濯する時間を確保するのが意外に大変です。

朝の通勤・通学前は忙しすぎて洗濯物を干す間がないけど、夜に洗濯機を回すのは周囲からクレームを受けるかもしれない。そんな悩みを抱えている一人暮らしの方も多いと思います。

この記事では、一人暮らしが洗濯をするのに最適な時間帯についてや、洗濯する際の注意ポイントについて紹介していきます。

【一人暮らし】洗濯をする時間帯

室内干しをする女学生
一人暮らしの方が洗濯をする時間帯は、主に以下の3つに大別されます。

  • 通勤・通学前の朝
  • 帰宅後の夜
  • 休日

一人暮らしの洗濯物の目安としては、下着・タオル・ワイシャツ等で約700~1kg前後。洗濯機が5kg前後とすると、3日分で洗濯機1回分の量になります。

3日に1回洗濯をすればちょうど1回分の量で済みますが、平日に時間が取れず休日にまとめて行う場合は2~3回洗濯機を回すことになるでしょう。

生活スタイルによっても変わってくると思いますが、それぞれの時間帯に洗濯をする場合のメリット・デメリットについて詳しくみていきましょう。

朝(通勤・通学前)の洗濯

まずは、通勤・通学前の朝に洗濯をする場合のメリットをみていきましょう。

効率的に時間を使える

一番の魅力は、時間を上手く活用できることです。朝早く起きて洗濯に時間を使えば、仕事や学校から帰った後や休日における家事の負担を減らし、自由に使える時間を増やせます。

帰宅時に洗濯物が乾いている

時間を有効に使えることにも繋がりますが、帰宅した時には洗濯物が乾いている為すぐに片付けられます。

ただし、晴天の日に外干しできることが前提となります。天候が悪く部屋干しの場合は、完全には乾いていないこともあるでしょう。

続いて、デメリットをみていきましょう。

朝の余裕がない

夜・休日の時間が有効に使える反面、朝起きてからの時間が削られるため、支度に余裕がなくなります。その分を見越して早起きをしなければなりません。

また、朝早すぎても近所迷惑になる可能性があるので、洗濯開始は早くても朝7時からというのが目安です。

悪天候のリスク

外干しする場合、雨に降られても部屋に取り込むことはできません。また、部屋干しする場合は部屋内の湿度によっては乾燥状況が悪くなり、生乾き臭が発生してしまうことも。

外干しする場合は、事前に必ず天気予報を確認しておきましょう。

防犯上のリスク

外部から洗濯物を見られる階層の場合、性別・年齢・嗜好などプライバシーの一部を晒すことになります。特に女性の場合は、洗濯物を盗まれるリスクもあるので、日中の外干しは避けておくのが無難です。

夜(帰宅後)の洗濯

帰宅後の夜に洗濯を行う場合、どんなメリット・デメリットがあるのか? まずはメリットからご紹介します。

お風呂の残り湯が使える

帰宅後、お風呂に入った後の残り湯を利用して洗濯ができます。温かいお湯を使うことで汚れも落ちやすくなり、節約にもなります。ただし、「すすぎ」だけは残り湯ではなく水道水を使ってください。

残り湯に含まれていた雑菌が洗濯物に付着、繁殖して臭いの原因になってしまうからです。

部屋干しによる乾燥対策

冬場など部屋内が乾燥しやすい季節では、部屋干しすることで湿度を高めることができます。加湿器の代用にもなるのでオススメです。

では、夜に洗濯する際のデメリッㇳについてみていきます。

乾燥に時間がかかる

夜間は日中のように太陽光の恩恵に授かれないので、洗濯物が乾くまで時間がかかります。急ぎで衣服が必要な時に乾いていなかったり、生乾きの臭いが残ることがあります。

お風呂場に換気乾燥機がある場合は利用したり、洗濯物の間隔を空けて干しサーキュレーターを回すなどして対策をとりましょう。

近隣クレームのリスク

夜間に洗濯機を使用することは、騒音に敏感な近隣住民との間でトラブルを引き起こすリスクがあります。

日中よりも周囲が静かになり、洗濯機の動作音が響きやすいので注意が必要です。洗濯してもクレームにならない時間帯の目安として、午後9時までが限度。できれば午後8時には終わらせておきたいところです。

休日にまとめて行う洗濯

平日は早朝から通勤・通学、帰宅時間も遅い方は、休日にまとめて洗濯を行うことが多いでしょう。

メリットとしては、時間に追われること無く余裕を持って洗濯できる点です。また、休日にまとめて行うことで、平日の朝・夜の時間に余裕が生まれます。

一方、休日にゆっくり過ごしたい方にとっては逆のことが言えます。さらに、休日の天候が悪い場合は、大量の洗濯物を部屋内に干さなければならないというのもデメリットの1つです。

【一人暮らし】洗濯する際の注意ポイント

足踏み洗濯
一人暮らしで洗濯する時間帯について、それぞれのメリット・デメリットなどをみてきました。最終的には各自の生活スタイルや状況に応じて、都度負担のかからないタイミングを選んでいくことが望ましいです。

ここまでの内容を踏まえて、さらに効率よく衛生的に洗濯を行っていくためのポイントをご紹介していきます。

洗濯物の優先順位

洗濯物の中でも、着用する頻度や素材、季節によっても洗う頻度を調整することで、洗濯物の量を最適化することができます。

洗濯優先順位:高

下着・肌着・インナーやハンカチ・フェイスタオル・バスタオルなど肌に直接触れるものは汚れやすく毎日使うものなので、溜め込まず優先して洗濯するのがよいです。

パジャマや枕カバーなども寝ている間に汗や皮脂が付着しやすいため、下着類と同じくらいの頻度で洗濯することが望ましいでしょう。

また、Tシャツ、ワイシャツ、作業着、ズボンやスカートなども、特に夏場は汗や汚れが付着しやすいので優先順位高めにしておきたい洗濯物です。

洗濯優先順位:低

冬など汗をあまりかかない時期は、何日か連続で着用することもあります。その場合は例えば2~3回着用後に洗濯するというルールを設けるとよいです。

セーターやニット系アウターなど汚れにくいものは、優先順位を落として着用する頻度や汚れの程度に応じて洗濯のタイミングを調整しましょう。

洗濯機内に洗濯物溜め込み厳禁

洗濯機内は湿気がこもりやすく菌が繁殖しやすいので、洗濯物を溜め込むのはよくありません。洗濯物は通気性の良いランドリーボックスやカゴ、ネットなどを利用すると効果的です。

洗濯機上の壁に突っ張り棒を設置できる場合は、シャツ類はハンガーで吊るしておくのも手です。特に、梅雨時や夏場の湿度が高い時は通気をよくすることを心がけましょう。

また、洗濯機を回した後も洗濯物を放置すると、生きている菌が繁殖して匂いがつきやすくなるので、すぐに干すことを忘れないでください。

洗濯物を早く乾かす便利グッズ

洗濯物を部屋干しする時に便利なグッズとして、以下の3つがオススメです。

  • サーキュレーター
  • 除湿機
  • 衣類乾燥袋

除湿機は文字通り部屋内の湿気を取り除くもので、サーキュレーターは空気の流れをよくして洗濯物の乾きを早めることができます。

衣類乾燥袋はすぐに衣類を乾かしたい時に便利なので、非常用に常備しておくとよいですね。

まとめ

今回の記事では、一人暮らし生活における洗濯物の干すタイミングについて、それぞれのメリット・デメリットや洗濯時の注意ポイントについてご紹介してきました。

各自のライフスタイルに応じて効率よく洗濯する時間を捻出し、清潔感も保ちながら一人暮らし生活を快適に過ごしていきましょう。

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